飲食業界コラム - 新規事業ドットコム

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飲食業界編

参入する3つの理由

新たに、「飲食業界」に参入する企業は非常に多く、その理由は様々ですが、主に3つの理由が考えられます。
日本の飲食業界の市場規模は97年の29兆702億円をピークに、09年には23兆9156億円まで落ち込みました。しかし、ユニクロなどで有名なアパレル業界やコンビニ業界で約7兆円、I-phoneなど何かと話題な携帯電話業界でも約10兆円ですので、比較してみると飲食業界の市場規模の大きさには驚かされます。この市場規模の大きさが新規事業として参入する理由の1つであると考えられます。
そして2つ目は、飲食業界への参入を選ぶ理由が「参入障壁が低い」ということです。
例えば上記で例にあげた「携帯電話業界」であれば、専用周波数帯の割当やインフラの整備、顧客の心理(スイッチングコストなど)的影響などが考えられ、参入は難しい業界の1つであるといます。
では、飲食業界はどうかというと、一般的な飲食店であれば、資格は殆ど必要なく、初期投資金額も小規模なものであれば、脱サラしたサラリーマンでも用意でき、特許により使用できないものも殆どない、など参入しやすい環境が整っています。
最後の3つ目は、「失敗する確率が低いと思われている」ことだと思います。
不況と言われる中、マクドナルドや餃子の王将では、過去最高益を更新しました。現在、飲食業界で1番のシェアを持つマクドナルドで約2%。上位20社の売り上げを集めても、市場全体の10%にも満たないと言われる程、裾野が広い市場ですから、「いずれは一国一城の主」と夢見る挑戦者が後を絶ちません。成功イメージが強い業界なだけに、その影には多くの飲食店が廃業に追い込まれているという事実を知らないのでしょう。
これら3つの理由から、多くの企業が独立する個人と共に、飲食業界に参入しているのです。

成功するためには

では、この飲食業界に新規参入し、成功するにはどうすれば良いのか。
「立地」「価格」「味」「人的サービス」「コンセプト」など様々な要因が成功には重要だと考えられています。そのどれもが正解であり、不正解でもあります。なぜなら、様々な要因が絡み合い、成功する店舗もあれば、失敗する店舗もあるのです。
ここで重要な視点が前回ご紹介した「7つのポイント」です。
特に「1.自社の外へ視野を拡げる」は重要であり、外部の力を利用することは「飲食業界」への参入に関しては、特に有効な手段の1つです。今の飲食業界に参入するには、情報力が不可欠。フランチャイズという選択肢もありますが、立地によっては、ブランド力が有効に活用しないこともあります。フランチャイズに加盟するかしないかも含めて、外部の力を有効利用することが、飲食業界での成功のポイントです。

当コラムとお読みになり、ご相談があるという企業様はいつでもお問い合せください。

(2010年7月執筆 月刊誌55号より)

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