ライセンス展開コラム - 新規事業ドットコム

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ライセンス展開編

ライセンス展開

セブンイレブン、TSUTAYA、牛角など「フランチャイズ展開」として有名な企業や店舗は、身の回りにも数多く存在しますが、「ライセンス展開」をしている企業や店舗はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
「ライセンス展開」は飲食業などで多く利用されているのですが、「ライセンス展開」を行っている中で、最も有名だと思われるのは「スターバックス」です。
スターバックスのライセンス展開は、直営店では出店が困難な場所で行われています。例えば、空港やサービスエリア、病院などがその場所にあたります。どのくらいの割合でライセンス店舗が存在しているかというと、23年3月31日現在のデータですが、スターバックス912店舗中34店舗、つまり全体の3.7%がライセンス店舗に当たります。
今回スターバックスは、立地というメリットを手に入れるため(実際には、アメリカとの契約上、ある程度の出店数を確保しなければいけないという背景もありますが)にライセンス展開を選択しましたが、本部ではなく、加盟する側である私たちが、ライセンス展開を選択するメリットとは一体何なのでしょうか。

ライセンス展開のメリット・デメリット

ライセンス展開とフランチャイズ展開の違いは数多く存在しますが、その中で最も大きな違いは「しばり・制限」だと思います。

2つの展開では、「ブランド価値」「商品構成」「価格統制」が異なることが多いようです(スターバックスのライセンス展開は、当てはまらない部分も多いようですが)。
つまり自由裁量の度合いが大きいのがライセンス展開で、制限が多いのがフランチャイズ展開とも言い換えられますが、これはメリットにもデメリットにもなります。
自由度が高いのであれば、その地域の特色でもあり、売れるであろう商品・サービスを導入することが出来るかもしれませんが、制限が多いとそれも難しくなります。つまり売れると分かっているのに手が出せないということもあり得ます。
しかし、加盟者の自由裁量で商品・サービスを導入するということはリスクも伴います。フランチャイズのように十分にマーケティングを行った上で開発された商品・サービスであったり、直営店などでの実績がある商品・サービスであれば全国的に受け入れられる可能性も高いですが、独自の判断だと売れない商品の在庫を抱えたり、お客様の離反を招くようなサービスにより、経営が傾く可能性も出てきます。
つまり新規事業で行うには、ブランドや商品・サービスを提供されるだけでなく、「ノウハウ」、とりわけ「経営ノウハウ」を提供されることが重要ではないでしょうか。そういった意味では、新規事業としてはフランチャイズ展開を選択することが成功への近道になるかもしれません。

当コラムとお読みになり、ご相談があるという企業様はいつでもお問い合せください。

 

(2011年12月執筆 月刊誌72号より)

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