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運送業界編

運送業界の現状

運送業界は2つの大きな問題を抱えています。

まず1つ目は「利益率の低さ」です。

運送業界の市場規模は約7兆円(業界動向サーチ.com参照。データは平成24年7月から平成25年6月までの決算を参考にした主要対象企業38社の売上高計で、実際の市場規模は15兆円前後と言われています)で、経常利益は約2,700億円(4%弱)です。

同規模のIT業界、損害保険業界、アパレル業界では7%前後と半分近い利益率です。

燃料の高騰に加え、環境汚染問題への対策やドライブレコーダーの設置など法的な整備対応を考えると、今後も益々利益率が下がる傾向になるかもしれず、厳しい状態が続くことが予想されます。]

2つ目は「若年層ドライバーの減少」です。

平成5年には20代のドライバーが占める割合が中小型トラックで37.8%、大型トラックで15.1%でしたが、平成21年にはそれぞれ12.7%、4.7%と3分の1程度まで減少してしまいました。

このまま若年層のドライバー離れが進めば、産業の衰退にも関わりかねない大きな問題です。

このような2つの大きな問題を抱えた運送業界で生き残るには、どうすれば良いのでしょうか。

また、平成2年の物流二法の施行で規制緩和が進み、新規参入事業者がしやすくなった運送業界ですが、業界には魅力がないと見限り、今後は参入すべきではないのでしょうか。

運送業界で生き残るために

やはり先の2つの問題を解決せずに運送業界で生き残ることはできないでしょう。

この問題に目を付け、実際に解決することで成長し続けている企業も存在します。

例えば、運送以外の部分で収益を得るために、「荷物情報と空車情報のマッチング」を行っている会社があります。

このマッチングの特徴は、先行投資が殆どなく、未経験者でも利益率の高い仕事を行うことができるという点です。

まず利益率が高いという点で、業界が抱える問題の1つ目をクリアし、未経験者でも行えるという点で、若年層ドライバー不足を解決することができます。

また、情報が集まってくるので、良い案件に関しては自社で行うことが可能で、それによる利益率の向上や空車率の低減も見込めます。

しかもこの企業が行っている荷物情報と空車情報のマッチングビジネスは、代理店制度により、運送会社を中心にそのノウハウを広めています。

つまり、代理店としてマッチングビジネスを始めることで、業界で生き残るという選択をすることができる訳です。

全国での募集をしているようですので、「利益率の低さ」や「若年層ドライバー不足」を心配している運送会社様は、生き残りの選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

(2014年4月執筆 月刊誌100号より)

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