中期経営計画 - 新規事業ドットコム

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中期経営計画書

羅針盤

少子高齢化に伴う労働人口の減少、団塊世代の大量退職による労働力の低下、外的要因によるコストの上昇、2020年の東京オリンピック後が不安視される問題など先行き不透明な時代である今だからこそ、事業計画書や中期経営計画書の作成に対する重要性が高まっています。

事業計画書や中期経営計画書を作らずに経営をするということは、経営環境が混迷化する大海の中を羅針盤も持たずに航海することと同じです。競合他社は羅針盤を用いて航海しているのであれば、どちらが先に目的地へたどり着くのか明らかでしょう。

そんな状況だからこそ、時流変化も激しく、1年先の見通しも難しい状況ですが、経営改革を起こすためには、最低でも3年先までの計画、つまり中期経営計画を立てるべきだと私どもでは考えております。

中期経営計画を立てることで、自社の立ち位置を明確にし、将来の目標への筋道を立てることができます。

これが1年程度では短過ぎ、将来の目標への道筋が不明確です。

また勘違いされやすいのですが、中期経営計画は一度作れば終わりというものではありません。毎年作成する必要があります。

これは先行き不透明な時代だからこそ、毎年状況に応じて軌道修正をする必要があるという意味もありますが、現状の立ち位置を毎年理解するためでもあります。

 

中期経営計画を作成する際には、次の4つを行う必要があります。

1.目標設定

企業の存在価値は、経営理念であります。

それを実現することが企業の存在理由になります。

しかし、一生涯かけても難しいのが理念の実現であり、永遠に追い続ける必要があることが多いでしょう。

それに一歩でも近づくために中長期的な目標を掲げ、それを実現していかなければなりません。これを具現化したものが中期経営計画です。

ここでいう目標設定は3年後の目標(ビジョン)とそのビジョンを実現するための目標(マイルストーン)の設定を意味します。

この目標は企業が一丸となって追いかけるものです。

できる限り、具体的なイメージを持つ事ができ、さらに追いかけたいと思えるような目標が望ましいです。

2.現状把握

自社の立ち位置を知るために重要です。

内外の環境を客観的な視点で見て、それを中期経営計画上、見やすい形に加工します。加工とはグラフ化したり複数のデータを一つにまとめたりすることを意味します。

この現状をどのように捉え、どのように表現するのかによって次の工程に影響を及ぼすことになります。

3.差別化(対策立案)

現状を踏まえ、自社の強みをどのように発揮し、市場で勝ち残っていくのかを立案する作業になります。

目標と現状のギャップを埋めるために自社の強みを活かし、差別化していくことになりますので、4つの中でも最も難しく重要な作業です。

このあたりは私どものような専門家と共に行うことをおすすめします。

4.行動計画策定

部署ごとに具体的な行動レベルまで落とし込む作業です。

この行動計画をしっかりと策定することで、進捗確認ができ、目標を達成する可能性が高まります。

 

 

最終的には、これらを基に数値計画にまで落とし込む必要があります。

数値計画とは、損益計画を意味します。

キャッシュフロー(現金の流れ)レベルまで落とし込むことが望ましいですが、いずれにせよ、中期経営計画は数値計画までできて完成と言えます。

 

 

中期経営計画発表会

中期経営計画を作成しましたら、その後、その内容を従業員に落とし込まなければなりません。

そのためにも作成した計画を発表する時間と場を設け、従業員をはじめステークホルダーに伝えていく必要があります。

中期経営計画の発表会は、全従業員を対象に年に一度開催します。

会社の方針や次の3ヵ年に向けての目標や行動計画を発表し、全従業員レベルで何をすべきか考えられる状況にします。

この発表会を実施することで制作側ではない方にも上記の内容が伝わるかを確認する作業にもなります。

もし従業員に伝わらないのであれば、お取引先様や株主などのステークホルダーなどにも伝わらないでしょう。

 

中期経営計画を従業員に伝えるのは経営者が望ましいです。

私どもは、それ以外の部分や発表会用の資料作成、運営サポートなど様々な面をサポートします。

ここでしっかりと経営計画を伝えられるかで、その年の目標が達成するか未達成で終わるかが決まると言っても過言ではありません。

中期経営計画の作成と共に、発表会をどのように行うのかもご一緒に考えましょう。

 

中期経営計画発表会は、上記にも記載したとおり、年に一度行うべきです。

発表会を行うかどうかで、組織として同じ方向を向き、一丸となって成果を出すかどうかが決まると言っても過言ではありません。

まず重要なのは、事前準備です。事前準備で8割が決まってしまうと言っても過言ではありません。事前準備として行うべきことは次のとおりです。

1.プロジェクトチームの発足

発表会が終わるまで責任を持って事前準備から会の運営を行うメンバーを決めるべきです。メンバーはプロジェクトチームのリーダーを中心に、司会進行役や設営担当者、PPT操作担当者や音響、タイムキーパー、当日の受付など兼任しなければ10名以上の人選が必要になります。

2.発表会を行う場所と日時の設定

参加人数やアクセスの良さ(特に外部関係者が参加の場合)、各種設備の状況などから場所を考えなければいけません。また日時については、新年度が始まってすぐに行うのが最適です。さらに繁忙期を避けるなど、全員の参加が必須ですから、社内外の参加者を考慮して決定する必要があります。

3.発表会の告知

メールなどで簡単に済ませるなどをせず、“発表会が重要”と感じてもらえるよう、社内においては社長の口から告知し、社外においてもきちんとした案内状を用意しましょう。

4.発表会の設計

主な流れは次のとおりです。
①社長挨拶
②理念や方針の確認
③前期の振り返り
④中期経営計画
⑤今期の事業計画(全体・各部門ごと)
⑥終わりに
上記はあくまで一般的な流れなので、これに会社ごとの項目を追加していきます。
これをタイムスケジュールと共に作成します。

5.発表会資料の作成

発表会用のパワーポイント資料はもちろん、当日のアジェンダや受付表、進行表、振り返りシート(目標設定シート)など、作成すべき資料は多々あります。特にパワーポイント資料については、タイムスケジュールとも絡んできます。

 

中期経営計画発表会の運営は、経験しないと難しいですので、“うちにはまだ早い” などと思わず、将来に備え、早い段階から行うことをおすすめします。

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